セルフジェルネイルを始めようと思ったとき、最初に迷うのが「何を揃えればいいの?」ということではないでしょうか。
ライトにジェル、ファイル、プッシャー、ブラシ……。
調べてみると次々に知らない道具が出てきて、「これ、本当に全部必要?」となりがちです。
私もマニキュアでセルフネイルを楽しんでいた頃から少しずつ道具が増え、ジェルネイルを始めてからはプロ用のアイテムにも手を出すようになり……気づけばネイルサロンが開けそうなくらいの道具が集まっていました(笑)。
でも、セルフジェルネイルを始める段階で、いきなりそこまで揃える必要はありません。
この記事では、ジェルネイルの手順ではなく、**「どんな道具があって、それぞれ何のために使うのか」**を中心に紹介します。
初めてジェルネイル用品を揃えるときの、買い物リストとしても使ってみてください。
セルフジェルネイルに必要なもの一覧
セルフジェルネイルでは、大きく分けて、
・ジェルを塗るためのもの
・爪を整えるためのもの
・ジェルをオフするためのもの
が必要になります。
基本的なアイテムを挙げると、次のようなものがあります。
ジェルを塗るのに使うもの
・LED/UVライト
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・ジェルブラシ(コンテナタイプの場合)
爪の形や下準備に使うもの
・エメリーボード
・バッファー
・プッシャー
・キューティクルニッパー
・ダストブラシ
・クレンザー/ワイプ
ジェルをオフするときに使うもの
・ネイルファイル
・ジェルリムーバー(アセトン)
・コットン
・アルミホイルまたはオフクリップ
・ウッドスティックなど
さらに、ネイルオイルなどのケア用品があると、ジェルネイル前後の爪や指先のお手入れにも使えます。
こうして並べると多く感じますが、スターターキットなら最初からセットになっているものもあります。まずは、それぞれ何に使うものなのかを見ていきましょう。
ジェルネイルを塗るために必要なもの
LED/UVライト
ジェルネイルで欠かせないのが、ジェルを硬化させるためのライトです。
マニキュアは自然に乾燥して固まりますが、ジェルネイルは対応する光を当てて硬化させます。
ライトにはLED、UV、両方の波長に対応したタイプなどがあり、ジェル側にも対応するライトや硬化条件が設定されています。
そのため、ライトだけを見て選ぶのではなく、使いたいジェルに対応しているかを確認することが大切です。
特に初心者の場合は、ジェルとライトが同じメーカーのスターターキットを選ぶと、対応ライトや硬化条件で迷いにくいというメリットがあります。
ベースジェル
ベースジェルは、自爪に最初に塗るジェルです。
自爪とカラージェルの間に入り、ジェルを密着させるための土台になります。
一見すると透明なジェルなので地味な存在ですが、セルフジェルネイルではかなり重要なアイテム。
商品によって粘度や密着性などが異なり、サンディングが必要なもの・不要なもの、オフしやすさを重視したものなどがあります。
「色がかわいいから」とカラージェルばかり見たくなりますが、ベースジェルも自分に合うものを探していきたいアイテムです。
カラージェル
カラージェルは、ジェルネイルの色をつけるためのジェル。セルフネイルで一番選ぶのが楽しいところかもしれません。
同じように見えるカラージェルでも、
・発色
・透け感
・粘度
・セルフレベリングのしやすさ
・塗りムラのできやすさ
などに違いがあります。
初心者さんなら、最初は「好きな色」だけでなく、きれいに塗りやすいカラーかどうかも意識してみるのがおすすめです。
シアー系や肌になじむカラーなど、多少のムラが目立ちにくい色から練習するのもひとつ。
反対に、発色の強いカラーやムラが目立ちやすい色は、きれいに仕上げるのが少し難しいことがあります。
ジェルの扱いに慣れてきたら、マグネット、ラメ、フラッシュなど、いろいろな質感を試すのもセルフジェルネイルの楽しみです。
トップジェル
トップジェルは、カラーやアートの上から塗り、ジェルネイルの表面を仕上げるためのジェルです。ツヤを出したり、カラーやアートをコーティングしたりする役割があります。
トップジェルには、硬化後に表面の未硬化ジェルを拭き取るタイプと、拭き取りが不要な「ノンワイプタイプ」があります。
セルフネイルでは工程をひとつ減らせるので、ノンワイプタイプは扱いやすい選択肢です。
ツヤ感だけでなく、マットに仕上がるトップジェルなどもあります。
ジェルブラシ
コンテナ(ジャー)タイプのジェルを使う場合に必要になるのが、ジェルブラシです。
平筆、オーバル、細筆などさまざまな形があり、用途によって使い分けます。
一方、マニキュアのようにキャップにブラシが付いているボトルタイプなら、基本的には別途ブラシを用意しなくても塗れます。
初めてのセルフジェルネイルなら、道具を少なくできるボトルタイプから始めるのもいいと思います。
爪の形や下準備に使う道具
エメリーボード
エメリーボードは、自爪の長さや形を整えるための爪やすりです。
ジェルを塗る前に、ラウンドやスクエアオフなど、好みの形に爪を整えるときに使います。
似たような「ファイル」がいくつかあるので混乱しやすいのですが、セルフジェルネイルで爪の形を整える、自爪用のエメリーボードと覚えておくとわかりやすいと思います。
目の粗さは「G(グリット)」で表示され、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かくなります。
自爪に使うものなので、必要以上に粗いものは避けましょう。
バッファー(スポンジファイル)
バッファーは、爪の表面を整えたり、ジェルを塗る前のサンディングに使ったりするアイテムです。
スポンジのように少し弾力があるタイプも多く、爪のカーブに沿わせやすくなっています。
ただし、すべてのジェルでサンディングが必要なわけではありません。
「ノンサンディング」と呼ばれる、サンディング不要のベースジェルもあります。
使用するジェルの説明を確認して使い分けましょう。
また、スポンジファイルには、使用用途の全く違う、シャイナーと呼ばれる爪の表面に艶を出すものなどもあるので、間違えないように気をつけましょう。
プッシャー
プッシャーは、爪の根元周辺の甘皮を押し上げたり、爪表面に残ったルースキューティクルを処理したりするときに使う道具です。
メタル製のほか、初心者でも扱いやすいタイプがあります。
ジェルをきれいに塗るためにも、爪の根元周辺を整えておくことは大切です。
ただし、甘皮まわりは無理に押したり削ったりせず、必要な範囲でやさしく扱います。
キューティクルニッパー
甘皮まわりの余分な角質やささくれなどを処理するための、小さなニッパーです。
細かな部分をカットできる便利な道具ですが、セルフネイル初心者さんが「絶対に最初から必要」というものではありません。
切りすぎると皮膚を傷つけることもあるため、扱いには注意が必要です。
最初はプッシャーを中心にケアして、必要になってから追加してもいいアイテムだと思います。
ダストブラシ
ファイルやバッファーを使うと、爪の周りに細かな削りカス(ダスト)が出ます。
それを払い落とすために使うのがダストブラシです。
ネイル専用品でなくても代用できそうに見えるアイテムですが、ネイル用のものは爪周りの細かなダストを払い落としやすい形になっています。
地味ですが、ひとつ持っておくと何かと便利です。
クレンザー・ワイプ
ジェルを塗る前に爪表面の油分などを拭き取ったり、使用するジェルによっては硬化後の未硬化ジェルを拭き取ったりするときに使います。
ワイプは毛羽立ちにくいネイル用のものが便利です。
ただし、必要な液剤や用途は使用するジェルによって異なるので、メーカーの使用方法を確認してください。
ジェルネイルのオフに必要なもの
ジェルネイルを始めるときは、塗るための道具だけでなく、「どうやって落とすか」まで考えて揃えておくことも大切です。
ネイルファイル
オフの際にジェル表面を削るために使います。
自爪を整えるエメリーボードとは別に、ジェルを削る用途に合ったファイルを用意しておくと使いやすくなります。
ファイルにもグリット数があるので、用途に合ったものを選びます。
ジェルリムーバー(アセトン)
ソークオフジェルを柔らかくしてオフするために使います。
「ジェルリムーバー」などの名称で販売されているものもあります。
ジェルによって推奨されるオフ方法が異なるため、使用している商品の説明を確認しましょう。
コットンとアルミホイル/オフクリップ
リムーバーを含ませるためのコットンと、それを爪に固定するためのアルミホイルを使います。
最近では、アルミホイルの代わりに繰り返し使えるオフクリップもあります。
セルフネイルなら、扱いやすいほうを選べばOKです。
ウッドスティックなど
柔らかくなったジェルを取り除く際などに使います。
ただし、浮いていないジェルを無理にはがすのはNG。
自爪まで傷めてしまう原因になるため、ジェルが残っている場合は無理に取らないようにします。
あると便利なセルフジェルネイル用品
基本の道具以外にも、セルフジェルネイルを続けていくと便利に感じるアイテムが増えてきます。
たとえば、
・ネイルオイル
・ピンセット
・細筆、アートブラシ
・パーツケース
・パレット
・マグネットネイル用磁石
・ネイルマット
など。
ネイルアートを始めると、ここからさらにパーツやラメ、ホイル、ミラー、マグネット……と世界が広がっていきます。
私もまさにこのタイプで、「これも使ってみたい」が積み重なって、どんどんネイル用品が増えていきました(笑)。
でも最初から全部買う必要はありません。まずは基本のジェルネイルができる道具を揃えて、やりたいデザインが出てきたら必要なものを追加していくほうが、無駄なく楽しめます。
初心者はジェルネイルのスターターキットから始めるのもおすすめ
ここまで読んで、
「思っていたより必要なものが多い……」
と思った方もいるかもしれません。
そんなときに便利なのが、セルフジェルネイル用のスターターキットです。
ライト、ベースジェル、トップジェル、カラージェル、ファイルなど、ジェルネイルに必要なものがセットになっています。
特に初めての場合、
「このジェルはこのライトで硬化できる?」
「別に買う必要があるものは?」
「この道具は何に使うの?」
と、一つずつ調べながら揃えるのは意外と大変です。
同じメーカーのジェルとライトがセットになっている商品なら、対応するライトや硬化条件も確認しやすくなります。
ただし、キットによって入っているものはかなり違います。
「○○点セット」という数の多さだけで決めるのではなく、自分がセルフジェルネイルをするために必要なものが入っているかを確認するのがおすすめです。
この記事の「必要なもの一覧」と照らし合わせながらチェックしてみてください。
🌿 Iris Select
📝 Iris メモ
ジェルネイルを始めるなら、まずはスターターセットがおすすめ。必要な道具がひと通り揃っているので、何を買えばいいか迷わずスタートできます。最初からすべてを完璧に揃えなくても、使いながら少しずつお気に入りのアイテムを増やしていけば大丈夫です。
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ジェルネイルの道具が揃ったら、実際に塗ってみよう
道具の名前や役割がわかってくると、セルフジェルネイルはぐっと始めやすくなります。
最初からプロのような道具を全部揃える必要はありません。
まずは、
「塗る」
「整える」
「オフする」
ために必要な基本アイテムから。
そしてセルフネイルを続けながら、「この道具が欲しい」「こんなデザインをやってみたい」と思ったときに少しずつ増やしていけば十分です。
道具が揃ったら、次は実際にジェルネイルをしてみましょう。

こちらでは、この記事で紹介した道具を実際にどのタイミングで使うのかも含めて、セルフジェルネイルの流れを順番に紹介しています。

