セルフジェルネイルを始めると出てくる「サンディング」という言葉。
「爪を削るってこと?」
「自爪が薄くなりそうでちょっと怖い」
「ノンサンディングジェルならやらなくていい?」
初めてだと、このあたりが分かりにくいですよね。
こんにちは、Oggi Nailの Iris(イリス)です。
私もセルフジェルネイルでは、使用するジェルに合わせてサンディングをすることがあります。
そのときに意識しているのは、
ゴシゴシ削らないこと。
私の場合、220〜280G程度の目の細かいスポンジファイルを使って、ふわっと爪表面をなでるように整えています。
今回は、ジェルネイルのサンディングとは何のためにするのか、どんなファイルを使うのか、セルフで行うときに気をつけたいことをまとめます。

ジェルネイルの「サンディング」とは?
ジェルネイルのサンディングとは、ジェルを塗る前に、スポンジファイルなどを使って自爪表面のツヤを軽く取り除く工程です。
ジェルが密着しやすい状態をつくるために行います。
ここで初心者さんにまず伝えたいのが、
サンディング=自爪を薄くするほど削ることではない
ということ。
爪の厚みを削り落とすのではなく、必要に応じて表面のツヤをやさしく取り除いていくイメージです。
また、すべてのジェルネイルでサンディングが必要なわけではありません。現在はサンディング不要の「ノンサンディングジェル」もあります。
使用するベースジェルによって下準備が異なるため、まずはメーカーが案内している使用方法を確認しましょう。
なぜジェルネイルでサンディングするの?
自爪の表面は、そのままだとなめらかでツヤがあります。
使用するジェルによっては、その表面を適切にサンディングすることで、ジェルが密着しやすい状態に整えます。
私の感覚では、
「ジェルをつけるために爪を削る」
というより、
「ジェルを塗るための下地を整える」
と考える方が近いです。
だからこそ、「しっかり削れば削るほどジェルが長持ちする」と考える必要はありません。
必要以上にサンディングすると自爪を傷める原因になります。使用するジェルに必要な範囲で行うことが大切です。
サンディングにはスポンジファイルを使うのがおすすめ
私がセルフジェルネイルのサンディングに使っているのは、**スポンジファイル(バッファー)**です。
「普通のネイルファイルでも同じグリットならいいのでは?」
と思うかもしれません。
でも、同じグリット数でも、硬いネイルファイルとスポンジファイルでは使い心地が違います。
スポンジファイルにはクッション性がある
スポンジファイルの特徴は、名前のとおり中にクッション性があること。
爪の表面は平らではなく、ゆるやかにカーブしています。
スポンジファイルなら、そのカーブに沿わせながら当てやすく、爪表面をやさしく整えやすいのがメリットです。
一方、硬いネイルファイルは爪の長さや形を整えるのには便利ですが、爪表面に使うと部分的に強く当たってしまうことがあります。
長さ・形を整える → エメリーボードやダイヤモンドファイル
爪表面を整える → スポンジファイル
と覚えておいて使い分けるといいです。
スポンジファイルは何G(グリット)を使う?
ネイルファイルには「180G」「220G」「280G」などの数字が書かれています。
この「G」はグリット。
ファイルの目の粗さを表していて、基本的には、
数字が小さいほど目が粗く、よく削れる
数字が大きいほど目が細かく、削り方がおだやか
と覚えておくと分かりやすいです。
私がプレパレーションで自爪表面を整えるときには、220〜280G程度の目の細かいスポンジファイルを使っています。
自爪の表面なので、粗いファイルでゴシゴシ削る必要はありません。
ただし、推奨されるサンディング方法やグリットは使用するジェルによって異なります。
「セルフジェルなら必ず220〜280G」という意味ではなく、私が普段使っているひとつの目安として参考にしてください。
🌿 Iris Select
📝 Iris メモ:スポンジファイル(グリッド:220-280)
プレパレーションで爪の表面を整える時は、220〜280グリッドのスポンジファイルがおすすめ。力を入れず、ふわっとなでるように使うのがコツです。削りすぎを防ぎながら、きれいな仕上がりにつながります。
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セルフジェルネイルのサンディングのやり方
ここからは基本的な流れを見ていきます。
STEP1|甘皮まわりまで整えておく
サンディングだけを単独で行うのではなく、ジェルを塗る前のプレパレーションの一工程として行います。
先に爪の長さ・形を整え、甘皮まわりやルースキューティクルなどを処理しておきます。
STEP2|スポンジファイルを爪表面に軽く当てる
スポンジファイルを爪表面に当てます。
ここで力を入れすぎないのがポイント。
私は、
「ふわっと表面をなでるくらい」
を意識しています。
ゴシゴシ何度も同じ場所を削るのではなく、爪表面のツヤの状態を確認しながら少しずつ進めます。
STEP3|根元やサイドも確認する
爪の中央だけでなく、根元やサイドも確認します。
爪の中央はファイルが当たりやすい一方、根元やサイドはツヤが残りやすい部分です。
スポンジファイルのクッション性を活かして、爪のカーブに沿わせるようにやさしく当てます。「ツヤを全部取らなきゃ」とファイルの角を強く押しつけたり、皮膚までこすったりしないようにしましょう。
STEP4|削りすぎていないか確認する
「全部きれいに削らなきゃ」と思うと、つい何度もファイルを当てたくなります。
でも、サンディングは爪を薄くするための工程ではありません。
必要な範囲で表面のツヤが整ったら終了します。
STEP5|ダストを取り除く
サンディングが終わったら、爪表面や爪まわりに残ったダストをブラシなどで取り除きます。
その後は使用するジェルの指定に従って、必要であればプレップやクレンザーなどで爪表面を整え、ベースジェルへ進みます。
プレパレーション後の爪は、なるべく指で触らないようにしましょう。
サンディングでやりがちなNG
粗いファイルでゴシゴシ削る
「ツヤをなくせばいい」と粗いファイルで強く削るのは避けます。
自爪に必要以上の負担をかけてしまいます。
同じ場所ばかり何度も削る
爪表面のツヤが気になると、同じところを何度も削りたくなります。
でも、部分的に削りすぎる原因になります。
全体を確認しながら少しずつ進めましょう。
ジェルが浮くからもっと削る
ジェルがすぐ浮いてしまうと、
「サンディングが足りなかったのかな?」
と思うかもしれません。
でも、ジェルが浮く原因はサンディングだけではありません。
甘皮まわりの処理、油分・水分、ジェルの塗り方、皮膚へのはみ出し、使用しているベースジェルとの相性など、さまざまな要因があります。
「浮く=もっと自爪を削る」にはしないこと。
これは覚えておきたいポイントです。
ノンサンディングジェルならサンディングしなくていい?
「ノンサンディング」と表示されているジェルは、基本的にはメーカーが案内する方法に従って使用します。
せっかくサンディング不要として設計されているジェルに、
「いつもの癖だから」
と自己判断でサンディングを加える必要はありません。
ただし、サンディング不要=プレパレーションが何もいらない、という意味でもありません。
爪の形や甘皮まわりを整えたり、製品の指示に従って爪表面を清潔な状態にしたりする工程は必要です。
「ノンサンディングだから、そのままジェルを塗ればOK」と考えないようにしましょう。
サンディングしたら爪が薄くなる?
適切なサンディングと、「自爪を薄くなるまで削ること」は別です。
とはいえ、自爪をファイルで研磨する工程なので、必要以上に繰り返せば爪への負担になります。
特に注意したいのが、ジェルを付け替えるたびに自爪全体を毎回強く削ってしまうこと。
必要な工程は使用するジェルや付け替え方法によって異なるため、メーカーの手順を確認し、削りすぎないことを優先します。
もし爪が薄くなっている、痛みがある、状態に不安がある場合は、無理にセルフジェルを続けないようにしましょう。
私が220〜280Gのスポンジファイルを使う理由
セルフネイル用品って、見始めると本当にいろいろあります。
ファイルだけでも、エメリーボード、スポンジファイル、ゼブラファイル、ダイヤモンドファイル……。
私もいろいろ使ってきました。
プレパレーションで自爪表面を整えるときに220〜280G程度のスポンジファイルを使っているのは、
目が細かく、スポンジのクッション性を使ってやさしく当てやすいから。
私は表面をしっかり削るというより、
「ツヤのあるところを、ふわっと整える」
くらいの感覚で使っています。もちろん、これは私の使い方です。
使用するジェルによって必要なサンディングは違うので、まずはメーカーの推奨を確認してくださいね。
Irisのひとこと
ネイルを始めたばかりの頃って、「ジェルが取れないように、ちゃんと削らなきゃ」と思ってしまいがち。でも、サンディングは力仕事ではありません。
私自身、今はスポンジファイルでふわっとやさしく整えるくらい。
きれいなカラーやアートだけでなく、その前にある小さな工程も丁寧に。
セルフネイルだからこそ、自分の爪の状態を見ながら無理なく続けていきたいですね。


