セルフジェルネイルをやってみたいけれど、
「何から始めればいい?」
「ジェルってどの順番で塗るの?」
「普通のマニキュアとは何が違う?」
初めてだと、分からないことがたくさんありますよね。
こんにちは、Oggi Nailの Iris(イリス)です。
私はマニキュアの時代からセルフネイルが好きで、ジェルネイルに出会ってからはさらに夢中に。ネイルスクールにも少し通い、ネイリスト検定・ジェルネイル検定を取得しました。
ジェルネイルというと難しそうに見えますが、基本の流れは、
準備する → ベース → カラー → トップ → オフ
です。
今回は、初めてセルフジェルネイルをする人にも流れが分かるように、準備から仕上げ、最後のオフまでを順番に紹介します。
セルフジェルネイルの基本的なやり方
まずは全体の流れを見てみましょう。
そして、ジェルネイルを楽しんだあとは適切にオフします。
ここで覚えておきたいのが、使用するジェルによって手順が少しずつ違うこと。
爪にジェルが馴染みやすいようにするためのサンディングが必要なもの・不要なもの、ライトで硬化したあとに、未硬化ジェルの拭き取りが必要なもの・不要なものなどがあります。
この記事では一般的な流れを紹介しますが、実際に施術するときは、使用するジェルメーカーの説明や指定された硬化時間などを確認してください。
STEP1|セルフジェルネイルに必要な道具を準備する
ジェルネイルを始めるなら、まず道具を準備します。
基本的には、
・LED/UVライト
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・ジェルブラシ(必要な場合)
・エメリーボード
・スポンジファイル
・プッシャー
・ダストブラシ
・クレンザーなど使用するジェルに必要なもの
・オフ用品
などを使います。
ただし、最初から何でも揃える必要はありません。
マニュキュアのようなボトルタイプならブラシが付いていますし、サンディング不要のジェルならそのための工程も変わります。
私はネイル用品を集めるのも好きなので、気づけばかなりの量になりましたが(笑)、これから始めるなら、まずは自分が使うジェルに必要な道具を確認して揃えるので十分です。

STEP2|エメリーボードで爪の長さと形を整える
道具を準備したら、ジェルを塗る前に自爪を整えていきます。
まずはエメリーボード(ネイルファイル)などを使って、爪の長さと形を整えます。
エメリーボードを使うときは、爪の先端に対して斜め45度くらいを目安に当て、力を入れすぎずに少しずつ削っていきます。このとき、ノコギリのように左右へゴシゴシ往復させるのではなく、基本は一定方向へ動かすようにします。
一気に短くしようとせず、サイドから中央へ → 反対側もサイドから中央へというように少しずつ整えていくと、形のバランスを確認しやすくなります。
ラウンド、オーバル、スクエアなど爪の形にはいくつか種類がありますが、初心者なら最初から完璧な形を目指さなくても大丈夫。
ときどき手を自分から少し離して、5本の爪を一緒に見てみるのもおすすめです。
1本ずつ見ていると気づかなかった「この爪だけ長い」「ここだけ少し斜めかも」が分かりやすくなります。
私はこの「形を整える時間」が結構好きです。カラーを塗る前は地味な工程に見えますが、爪の長さや形が揃っているだけでも完成したときの印象が変わります。
STEP3|甘皮まわりを整える
次に、爪の根元にある甘皮まわりを整えます。
プッシャーなどを使って、爪の表面に付着しているルースキューティクルなどをやさしく整えていきます。
ここで大切なのは、必要以上に取りすぎないこと。
甘皮は「全部なくせばきれいになる」というものではありません。
セルフネイルでは特に、無理に押したり切ったりしないようにします。
私はストーンプッシャーを使うことが多いです。
細かい部分まで整えやすく、セルフネイルでも出番の多い道具のひとつです。
▶ 今後追加予定
「セルフジェルネイルの甘皮処理|初心者向けの基本と必要な道具」
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📝 Iris メモ:ストーンプッシャー
私も甘皮ケアに愛用しているアイテムです。力を入れすぎず、やさしく使うのがポイント。ちょっとひと手間かけるだけで、爪まわりがすっきりしてネイルがよりきれいに見えます。
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STEP4|ジェルを塗る前のプレパレーション
ジェルを塗る前に行う下準備を「プレパレーション」と呼びます。
爪の形や甘皮まわりを整え、使用するジェルに適した状態にしていく工程です。
ジェルによっては、爪表面のツヤをスポンジファイルなどで軽く取り除く「サンディング」を行います。
ジェルが密着しやすいよう、爪表面のツヤをやさしく取り除くために行います。自爪を薄くするほど削る作業ではありません。
私がプレパレーションでスポンジファイルを使う場合は、220~280G程度の目の細かいものを使っています。
ここでゴシゴシ削る必要はありません。
ふわっと表面をなでるくらい、やさしく。
ただし、現在はサンディング不要のジェルもあります。「ジェルネイル=必ず自爪を削る」ではないので、使うジェルの説明を確認してください。
削った粉はダストブラシなどで取り除き、使用するジェルの指定に合わせて油分・水分などを除去します。


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📝 Iris メモ:スポンジファイル(グリッド:220-280)
プレパレーションで爪の表面を整える時は、220〜280グリッドのスポンジファイルがおすすめ。力を入れず、ふわっとなでるように使うのがコツです。削りすぎを防ぎながら、きれいな仕上がりにつながります。
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STEP5|ベースジェルを塗って硬化する
準備ができたら、いよいよジェルを塗っていきます。
最初はベースジェル。
ベースジェルは、カラージェルを塗る前の土台になるジェルです。
自爪とジェルの密着を助け、カラージェルをきれいに重ねるためのベースをつくる役割があります。また、カラージェルの色素が自爪に直接触れるのを防ぐ役割もあります。
ベースジェルにも、サンディングが必要なタイプ・不要なタイプ、粘度やオフ方法の違いなどさまざまな種類があります。使用する製品の特徴や塗布方法を確認して使いましょう。
爪の中央から塗り広げ、サイドや根元まで丁寧に塗ります。
このとき注意したいのが、ジェルを皮膚につけないこと。
根元ぎりぎりまで塗ろうとして、皮膚にはみ出してしまうことがあります。
ジェルが皮膚についたまま硬化しないよう、はみ出した場合は硬化前に取り除きます。
また、厚く塗ればよいわけではありません。
使用するベースジェルの塗布方法に従って塗り、メーカー指定の時間で硬化します。
▶ 今後追加予定
「ベースジェルの塗り方|浮きにくくするために意識したいポイント」
STEP6|カラージェルを塗る
ベースジェルを硬化したら、カラージェルを塗ります。
初心者の頃にやりがちなのが、
「1回できれいに発色させよう」と厚く塗ってしまうこと。
カラーによって発色は違いますが、一度に厚く塗るより、適量を薄く塗って硬化し、必要に応じて重ねていきます。ムラが気になると何度も筆で触りたくなりますが、触りすぎるとかえって表面が乱れてしまうことも。
私はまず中央にジェルをのせてから、左右へ塗り広げるようにしています。
1度目を塗ったら硬化。
発色や色ムラを確認しながら、必要に応じて2度目を塗って、再び硬化します。
一度に厚く塗るのではなく、薄く塗って硬化する工程を必要に応じて繰り返すのがポイントです。
使用するカラージェルの指定された硬化時間を守りましょう。
▶ 今後追加予定
「カラージェルをムラなく塗るコツ|セルフネイル初心者向け」
STEP7|トップジェルで仕上げる
カラーを塗り終えたら、最後にトップジェルを塗ります。
トップジェルはカラーやアートを覆い、表面を仕上げるためのジェルです。
爪全体を覆うように塗り、メーカー指定の時間でしっかり硬化します。
トップジェルには、
・未硬化ジェルを拭き取るタイプ
・拭き取り不要のノンワイプタイプ
などがあります。
使用しているトップジェルの説明に従って仕上げてください。
最後に爪をいろいろな角度から見て、
「サイドまで塗れている?」
「皮膚についていない?」
「表面に凹凸はない?」
などを確認します。
ツヤっと仕上がった瞬間は、何度セルフネイルをしていてもちょっと嬉しくなります。
セルフジェルネイルで初心者が気をつけたいこと
ジェルを皮膚につけたまま硬化しない
ジェルネイルをするときに、私が初心者さんに特に覚えておいてほしいのがこれです。
未硬化のジェルは、できるだけ皮膚につけないこと。
はみ出して皮膚についた場合は、そのまま硬化せず、硬化する前にきれいに取り除きます。
これは仕上がりをきれいにするためだけではありません。
ジェルネイルに使われるアクリレート/メタクリレート系成分などは、皮膚への接触によってアレルギー性接触皮膚炎(いわゆる「ジェルネイルアレルギー」)を起こすことがあります。
そのためセルフジェルネイルでは、
「皮膚につけない・ついたまま硬化しない・適切に硬化する」
ことを意識しておきたいところです。
「根元ぎりぎりまできれいに塗りたい」と思ってしまいますが、慣れないうちは少し余裕をもって塗るくらいで大丈夫。
もしジェルネイルのあとに、指先や爪まわりのかゆみ、赤み、腫れなど気になる症状が出た場合は使用を中止し、医療機関に相談してください。
ライトはW数だけで判断しない
「高W数のライトなら、どんなジェルでも固まる」というわけではありません。
ジェルによって対応する光の波長や指定された硬化時間があります。
使用するジェルに対応したライトを使い、メーカーが案内している硬化条件を確認しましょう。
硬化熱を感じたら無理をしない
ジェルをライトで硬化しているときに、爪が「熱い!」と感じることがあります。
これはライトそのものの熱だけではなく、**ジェルが硬化するときの化学反応によって発生する「硬化熱」**によるものです。
特に、爪が薄い方や、ジェルを厚く塗ったとき、粘度の高いジェル・厚みを出すジェルなどでは、硬化熱を強く感じることがあります。強い熱さや痛みを感じたら、我慢せずに一度ライトから手を出しましょう。
硬化熱を軽減する「ローヒートモード」が搭載されたネイルライトもあります。使用しているジェルやライトにメーカー指定の硬化方法がある場合は、そちらに従ってください。
また、「熱いから硬化時間を短くする」のはNG。
こまめに出し入れして硬化不足にならないよう、指定された硬化条件を守ることも大切です。
ジェルネイルは「オフ」までがセルフネイル
きれいに完成すると忘れてしまいそうになりますが、セルフジェルネイルでとても大切なのがオフです。
ジェルが浮いてきたからといって、無理にはがすのは避けます。自爪の表面まで一緒にはがしてしまう可能性があるからです。
ソークオフタイプなら、一般的には表面をファイルで適切に削り、ジェルリムーバーなどを使ってジェルを取り除きます。ただし、ピールオフタイプなど、オフ方法が異なるジェルもあります。
塗り方と同じくらい、「そのジェルをどう外すのか」を確認すること。
これもセルフジェルネイルを続けるうえで覚えておきたいポイントです。
▶ 今後追加予定
「セルフジェルネイルのオフ方法|自爪を傷めにくい基本のやり方」
最初から上手に塗れなくても大丈夫
初めてジェルネイルをしたときから、サロンのように完璧に仕上げるのはなかなか難しいものです。
根元がガタガタになったり。
カラーにムラができたり。
厚みが均一にならなかったり。
私もセルフネイルを始めた頃から、いろいろ失敗してきました。
でも、「今回は根元をきれいに塗れた」「前より形が揃った」と、少しずつできることが増えていくのもセルフネイルの面白さです。
そして慣れてきたら、マグネット、フレンチ、グラデーション、パーツなど、できるデザインもどんどん広がっていきます。
まずはシンプルなワンカラーから。
基本の流れを覚えて、自分のペースでセルフジェルネイルを楽しんでみてください。
Irisのひとこと
ジェルネイルを始めた頃は、私も「もっときれいに塗りたい」と道具をどんどん増やしていきました。
でも振り返ると、きれいな仕上がりへの近道は、高価な道具をたくさん揃えることよりも、ひとつひとつの基本を丁寧にすることだったように思います。
Oggi Nailではこれから、プレパレーション、甘皮処理、ファイル、ジェルの塗り方なども、ひとつずつ詳しく紹介していきます。

